9:00ごろホテルをチェックアウト
雨は降っていません。今日は雨は降らないとの予報。
今日の目的地は松江市。
松江市に直接向かうのではなく、境港市を経由して行きます。
目的は、「水木しげるロード」の見物です。
米子市から境港市へ行くには、国道431号線と県道47号線の2つのルートがありますが、県道47号線を通って行きます。
米子市中心を過ぎると、のどかな鳥取らしい風景に変わります。
とにかく、県道47号線は真っ直ぐな道です。それでいて片側2車線あるのでバイクは非常に走りやすいです。
(10:10ごろ)県道47号線を走っていると、米子空港にぶち当たります。
境港市観光協会が愛称を募集して決めたらしく、別名「米子鬼太郎空港」と言います。せっかくなので寄ってみます。
空港前の大きな駐車場に車は結構停まっているのですが、ほとんど空港関係職員の通勤車と思われます。通りは寂しくタクシーが停まっているだけです。人は歩いていません。
中に入ってみますが、閑散としています。中にいるのは空港職員だけで、本当に誰もいないです。絶対大赤字ですね。
職員の皆さんは退屈顔です。綺麗だけど、こんな空港本当に必要なんでしょうか?
私も、単に鬼太郎の名前がついてるだけの理由で立ち寄っただけですし。
ただ、鬼太郎の名を取ってるだけあって中は鬼太郎色満載です。
あっちにもこっちにもゲゲゲの鬼太郎だらけです。
2階に上がってみます。2階に搭乗口があるので、数人待ち客がいます。建物内は物凄く綺麗ですね。
この空港は、国内線の羽田空港、国際線のソウル仁川空港の2箇所のみの運航のようです。
国内線は1日5往復しかないので、当然客も少ないハズです。
朝食を食べていないので、お腹が空いています。お土産屋で珍しいものを見つけましたので買ってみます。
米屋吾左衛門鮨と書いてあります。中身は鯖寿司ですね。それと、デザートに二十世紀梨のゼリーです。
そういえば、二十世紀梨ってスーパーでも全然見かけなくなりましたね。私が子供のころは梨と言えば二十世紀梨だったですけどね。その後は長十郎。最近は豊水か幸水ですかね。
どちらも美味しかったです。私は鯖寿司が好物なんです。
(11:25ごろ)境港駅に到着。
駅前は鬼太郎一色です。ゲゲゲの鬼太郎関連のブロンズがあちこちにあります。水木しげるロードはすでに駅前から始まっているようです。
とりあえず、バイクを駐輪場に停めます。「水木しげる記念館」まで800mの案内が・・・。記念館までの800mを水木しげるロードと言います。
公衆トイレにまで鬼太郎です。妖怪が見てるって?
どこもかしこも鬼太郎ですなぁ~。当たり前と言えば当たり前なのですが、郵便局や派出所まで鬼太郎ですよ!
片側1車線の道ですが、両脇にお土産屋などいろいろな店が立ち並んでいます。
観光客が結構歩いていて、お土産屋や飲食店の中にも客がいます。
ここって、水木しげるロードじゃなければただの寂れた田舎道ですよ。鬼太郎様様ですね。境港の人は水木しげるに足向けて寝られませんな~!
途中から屋根付きの商店街に変わります。そこに入ってすぐに水木しげる記念館があります。ん?記念館の前になんかいるぞ!!
屋根付き商店街は、水木しげる記念館をちょっと過ぎた所まであるのですが、人の通りは記念館までです。
それを過ぎると、本当の田舎の風景に変わります。
記念館の数メートル先のお土産屋なんて中に誰もいませんからね。ほんの数メートルの差なのに可哀想になるくらいでした。
このお土産屋は、記念を造るとき文句を言わなかったのでしょうか?きっと後悔していることでしょう。
水木しげる記念館に入る前に、周辺を散策です。
記念館裏に「妖怪楽園」なるものがあります。よく分からないんですが、ちょっとした遊び場になっています。お土産屋も奥にあります。
水木しげる記念館に入ります。入場料は700円です。
中にはいろいろなものがたくさん展示されています。かなり見ごたえありました。
出口に、水木しげる作品のコスプレ写真がありました。「妖怪そっくりコンテスト」を毎年開催しているようです。
ねこ娘なんて完全に狙っちゃってますね。
(13:00ごろ)お腹が空いてきました。時間も程よい頃ということで昼食をとります。
アーケードを出たところにラーメン屋があります。
気温が高めなのにラーメンは・・・と思いましたが、「鬼太郎」の文字に引かれ入ってしまいました。店の名前は「マグロらーめん本舗
太陽軒」と言います。
いろいろあるのですが、せっかく境港に来たのですから「鬼太郎まぐろラーメン」を食べます。なるとが鬼太郎になってます。
写真は、妖怪神社とかっぱの泉です。
そこに1枚のポスターを見つけました。ん?岡野??yajinと書いてあるので間違いなく岡野です。
鳥取には、現在J2のガイナーレ鳥取というチームがありますが、そこに所属していたのですね。最近見かけないと思ったら・・・
ん?なんかいるぞ!鬼太郎だ・・・
さっき、記念館前にいたのに、ここに移動していたようです。危なそうな感じですので、こっそり後を通り過ぎます。
境港駅横には、フェリーターミナルがあります。隠岐の島を往復しています。これも鬼太郎フェリーという愛称が付いているようです。
隠岐の島へ行くには、東京からだと、さきほど寄った米子鬼太郎空港に飛行機で来て、JRで境港駅まで来て、そこからフェリーに乗ります。
地図で見ると遠く思えますが、交通地図で見ると意外と近いかもしれませんね。
JR米子空港駅が、空港内まで入り込んでいればもっと楽に移動出来ると思います。
「鬼太郎の街」境港市。水木しげるロードは思った以上に楽しい場所でした。わざわざ来た甲斐がありました。
しかし、さきほど少し触れましたが、水木ロードがなければ誰も来ないです。
時刻は14時を少し回っています。松江市に向かって移動します。
ルートはいくつかありますが、中海を突っ切るルートを選択しました。
左写真は、境港市と中海に浮かぶ江島を結ぶ橋です。この橋の上はもう島根県です。どこの国の文字でしょうか?
普通は橋を架けるものですが、ここは埋め立てて道路を造っているのが変わっています。
車で松江市へは大根島経由で行く人が多いので、私が通った県道431号線へ向かう道は交通量が非常に少なく走りやすいです。
走り心地は最高で、気分が良いです。境港市⇔松江市はこちらのルートがオススメです。
中海を越えて、国道431号線に移動しました。途中に「道の駅・本庄」がありましたので寄ってみます。
弁慶の里と書いてあるように、ここ本庄は武蔵坊弁慶の生まれたところだそうです。あまり有名な話ではないですね。
道の駅自体は小さく、さほど特別なものはなかったです。一服してすぐに出発です。
(15:30ごろ)松江市中心部に到着しました。写真左は、今夜宿泊する「松江アーバンホテル」です。宿泊について
まず先にチェックインして荷物を置いてから松江見物に出かけます。
JR松江駅横に「一畑百貨店」というのがあります。今後、島根県内を移動する中で『一畑』の文字を多く見かけることになります。
どうやら島根県の地場産業のようです。一畑グループと言って電車、バス、タクシーなど他にもいろいろやっているようです。
松江市民って20万人しかいないんですね。
島根駅周辺を散策していると・・・ありました!竹島は島根県でしたね。
(17:30ごろ)ちょっと早いんですが、駅前に出雲そばの文字を見かけます。
出雲そばは名の通り出雲市に行ってからと思ってたんですが、松江で食べても差はないかと思い、今日の夕食は出雲そばにしました。しじみ汁もあるようです。
店に入ると、男性客2人組がいるだけです。店員は見当たりません。店の奥にいるのでしょうか・・・
適当な場所に座ってしばらく待ちます。だいぶ待った末にオジさんが出ててお冷を私のところに持ってきます。
「出雲そばとしじみ汁を食べたいのですが・・・」と私が聞く。
出雲そばと言っても、メニューに何種類もあって訳が分からないのです。
すると、お店のオジさんがガイドブックで紹介されているのは割子そばだと言うので、その割子そばなるものとしじみ汁を注文します。
三段の丸い器に入って出てきました。
食べ方は、一番上の器に薬味とそばつゆを入れて食べます。食べ終わったら、残ったそばつゆを真ん中の段に移して・・・を繰り返して食べるのだと店員のオジさんが教えてくれました。
出雲そばとしじみ汁。島根の味を堪能しました。美味しかったです。
宿泊先したアーバンホテルの系列ホテルに大浴場があり、無料では入れるチケットをもらいましたので入りに行きます。
ここの温泉は、宍道湖温泉です。とても良かったです。最初からこのホテルに泊まれば良かったんじゃ?
写真左に写っているのが、宍道湖大橋です。
宍道湖沿いは、散歩やジョギングする小路になっています。松江はとてもキレイなところです。