画像はクリックすると新ウィンドウで開き、開いた画像をクリックすると閉じます。

別府は2泊して終わりです。
本来の予定では次は大分市だったのですが、週末天気が崩れる予報が出ました。
天気が良いのは今日までで、明日から徐々に天気下り坂とのこと。
予定を変更して天気の良い今日のうちに耶馬溪観光を済ませておくことにしました。

別府から耶馬溪までは60km弱の距離です。
ほとんど山の中を走りますから時間は計れるのですが、余裕をもって走りたいので早めに出発することにします。

7時半ごろホテルを出発。

位置確認
まずは、国道10号線を北上、県道24号線に移動するルートです。
この県道24号線というのが非常に厄介な道で、車が高速道路並みのスピードを出して走ります。
片側1車線の道路なので非常に走りにくいです。
時刻は7:55ごろでまだ気温が低い上に、山の中なのでカブに乗って走ってるとメチャクチャ寒くスピードを上げられません。
結構交通量が多いのですが、いったいどこに行くのだろうと思いきや、どうやらこの先にある大分自動車道の速見ICだったようです。
速見ICを越えるとだいぶ交通量が減り走りやすくなります。
国道24号線に入ってから速見ICまでの6kmくらいはかなり厳しいので覚悟が必要です。

 位置確認
いつのまにか宇佐市に入ってました。
この辺りは、安心院(あじむ)というところです。
何もない山の中ですが、近くに東九州自動車道の安心院ICがありますから車を持っていれば比較的生活しやすいところなのかもしれません。

  
(8:30ごろ)
山は下りましたが、まだこの時刻だと寒いです。温かい缶コーヒーを飲んで身体を温めることにします。(位置確認
結構反対側からの車の量が多いです。

このあと少し走ったところに「道の駅 いんない」がありました。ここは4年前来てます。(位置確認

 
この辺りから耶馬溪の文字を目にし出します。(位置確認


この辺も結構キツイですよ。
でももう残り13kmくらい手前まで来ていたのです。(位置確認

 
(9:20ごろ)耶馬溪に到着
ここを目指していたわけじゃなく、なんか建物と駐車場を見かけたので停まりました。
ここに観光案内所があったので寄ってみます。
中には職員のオバちゃんが1人。
シーズンでもないし暇なんでしょう。やたらよく喋るオバちゃんでした。
でも、いろいろ話が聞けて、このあと訪ねてみるべきポイントなどいろいろ聞きだすことが出来ました。

私もよく解らないで来てしまったのですが、一言で「耶馬溪」といっても広範囲を指します。
本耶馬渓・深耶馬溪・裏耶馬溪だとか場所によって呼び名が違い、それらを総称して「耶馬溪」と呼んでるのだそうです。
で、ここはその中の『深耶馬溪』です。

この近くに、一目八景(ひとめはっけい)というスポットがあって耶馬渓を代表する景勝地なんだそうです。
歩いて5分ほどのところに展望台があるというので行ってみることにしました。
展望台と聞くと高い山の上にあるというイメージなので、バイクで行った方がいいのかどうか訊くと、そんな高いところではないので歩いて行けばいいと言います。

  
なんだかよく解りません。
まさか耶馬渓に予備知識なしで来る人がいるとは思ってないんでしょうね。
とりあえず、駐車場にバイクを停めて歩いて行くことにします。

なんか入口らしきところがあります。ここのことを言ってたのかな?と思い入っていきました。

   
道順が書いてあるのでそれ通り進んでいきます。
だんだん山道に入っていきます。
おかしいなおかしいなと思いながら、とりあえず前に進みます。

 
このパイプを使った説明は解りやすくていいですね。よく考えたものです。


釣り堀?こんなとこに釣り堀があります。
マス釣りですね。釣ったマスをこの場で食べられるようです。
だけど誰もいません。

   
「見晴らし台」?いや、見晴らし台じゃありません。
行きたいのは「一目八景展望台」の方です。
なんか展望台に近いづいてる感があってこの辺でホッとしました。一時はどうなるかと思いました。
道路に出て一安心ですが、もしかしてこの道路さっきの駐車場と繋がってんじゃね?

 
ありました!これが展望台ですか!?
「一目八景展望台」と書いてありますね。
想像してたのとは全然違ってかなりショボイ展望台ですね。バイク停めるスペース思い切りあります。バイクで来ればよかった。


いや、これはおかしいな!
観光案内所のオバちゃんは、一目八景というのはその場で360度ぐるりと回れば全ての景色を見ることが出来るという意味だと言ってました。
しかし、前方には景色が見えますが、後ろは思い切りなにかの建物が建っていて景色など見えません。
パノラマ写真を撮ってみたのでアップします。
360度景色は見えないのが解ります。

 
確かに、前方には真っ直ぐ削り取られたような珍しい形をした山が見えてそれなりですが・・・それほど大したものではありません。
展望台というネーミングを付けるのは無理があるんじゃないでしょうか?
これが耶馬溪を代表するスポットの景色ですか??
なんか騙されたような気がします。
こんなもののために朝っぱらから寒くツライ思いをしながら60kmも走ってきたのかと思うと腹が立ってきました。

   
たぶん、この道路を戻ればいいんだと思います。
熊本地震の影響を受けたところもあるみたいです。ブルーシートが被せられています。


韓日友好?!馬鹿じゃねーの!


やっぱり駐車場に戻ってきました。
もうここには用はないんので次に移動します。次の目的地は耶馬溪ダムです。

   
耶馬溪ダム湖です。うん・・・まぁ・・・って、かなりの微妙感です。(位置確認

 
アクアパーク(位置確認

   
なんか噴き上げてます!
バイクいいですね。こんなところに停めて写真撮影が出来ます。

   
単なる見せ物じゃなくてなんか意味あるみたいですよ。いろんな形に変化します。(位置確認


(11:10ごろ)
とにかくこの日は暑かった。日陰に入って水分補給です。(位置確認)

このあと中津市街地に向かう予定でしたが、思ったより耶馬溪観光が早く終わりましたので「道の駅やまくに」に行くことにしました。
中津とは逆方向になりますが、ここから10kmほどなので往復でも20kmです。これくらいの寄り道はなんてことなくなりました。

  
(11:35ごろ)「道の駅やまくに」に到着。
そんなに大きい道の駅ではないです。
写ってるのはかかしです。かかしのイベントとかやってるみたいですよ。

 
ここのレストランはバイキング形式でした。
ちょうどお昼時なので食べて行くことにします。
ただ、ちょっと変わったシステムで、そばかうどん付きのバイキングなのです。
自販機で食券を買います。それを中に持っていってオバちゃんに渡します。出来上がると呼ばれるので席に着いて待ちます。
その間にバイキングの料理を取りに行きます。
地産地消ということでしょうか。ちょっと年寄くさいものが多いです。650円でこれなら良いんじゃないでしょうか。

 
道の駅やまくにからは直接中津城を目指します。
国道212号線をそのまま走って行けば中津市街地に出ます。だいたい30kmくらいですね。
途中に「道の駅耶馬トピア」というのがあるので、国道500号線に移動し寄ってみます。
すげぇショボイ道の駅で何にもなかったです。
付近に青ノ洞門とかスポットはあったのですがスルーです。

位置情報
おかしいだろ!!w

   
(13:25ごろ)中津城に到着。
中津で観光するところは中津城くらいしかないです。立派な天守閣です。
いきなり倒れたオバちゃん(笑)足腰が弱ってますね。

   
早速、天守閣に登りに行きます。
中津城については良く知りません。ここでも黒田官兵衛が関係してるのですね・・・
黒田官兵衛資料館なるものが入場無料でありますが興味ないのでスルーします。
「くろかん」くんは解るが、「おっくん」って誰だよ!?

   
福澤諭吉旧居というのが近くにあって、抱き合わせチケットだと600円ですが中津城だけだと400円です。
戦後復元された天守閣ですからね。中はいかにもって感じです。

 
最初は黒田家の居城だったのですね。
奥平家の居城ってイメージが強いようです。「おっくん」というのは奥平のことだったでしょうか?

 
最上階の様子です。綺麗な天井ですね。

   
中津は、10万石の城下町ですが思ってた以上に田舎です。

   
駐車場はかなり大きいのが用意されています。


なんじゃこりゃ?

   
(15:05ごろ)福澤諭吉旧居に到着。
チケットも買わなかったので外観を見に来ただけです。
大きめの駐車場がありますがガラガラで誰も見に来てません。
敷地内にお土産屋兼レストランがありますが14時までの営業とまるでやる気がありません。

このあとホテルに行きます。
途中、スーパーに寄って飲み物を買います。

   
(16:00)「東横イン大分中津駅前」に到着。
画像の場所に駐輪します。屋根下には停められません。
ダブルのシングル使用なのでやや広めの部屋になります。
チェックインのとき初めて知ったのですが、禁煙の部屋を予約してしまってたようです。喫煙の部屋に変更してくれました。
お気に入りのデスク下のスペースはこのように使います。
このようにいろいろ小物を入れらるのでデスク上を広く使えます。
駅前なので線路に近いのですが、田舎の駅なのでそんな頻繁に電車が通るわけではありません。うるさくはないです。

詳細はクチコミで。

  
(17:10ごろ)「あげ処 ぶんごや」に到着。
中津を宿泊地に選んだのは中津城ともう一つ目的がありました。
中津といえば唐揚げです。
ぜひ中津で唐揚げを食べたいと思っていました。

中津にはたくさんのからあげ屋がありますが、ネットで評判良かった「ぶんごや」を選択。
メンチカツ揚げるのに15分くらいかかりました。
持ち帰り専門店なのでホテルに持ち帰って食べました。
この店、箸入れてくれないんですね。一瞬焦りましたが、おべんとうのヒライの割り箸が一膳余ったのを持ってたので事なきを得ました。
美味しいかどうかは良く解りませんでしたが、中津で唐揚げを食べたというだけで満足です。

   
今日まで天候に恵まれましたが、明日からはちょっと天気を気にしなければならないようです。
明日まではどうにか天気持ちこたえそうですが、明後日土曜日は確実に雨が降りそうなので、そこを考えて予定を組まなければならなくなりました。

中津の次は国東半島の方を観光する予定でした。
この天候ですからそこは飛ばして、大分市に移動することに決めました。国東半島は元々そこまでノリ気じゃなかったのです。
大分市で、金・土・日の3連泊することにします。
大分市なら雨が降ってもある程度観光は出来ますし、暇も潰せるだろうという判断です。

ところがここに来て、今回の旅で初めての困難が襲い掛かりました。
大分市内のホテルに空室が全くありません!どこのホテル予約サイトで調べても見事なまでに空室がないのです。
これどうしたことかと思って調べてみたら、明日と明後日の土日2日間。大分市内で『おおいた夢色音楽祭』というイベントがあるそうです。
その夢色音楽祭というのは、県内外から約250組1000人のバンドが大分に集結し、各地のステージで演奏をするイベントだというのです。
参加者以外にスタッフとかも合わせれば相当数の人が大分市内に宿泊するのですから、全てのホテルが満室になるのも解らなくもないです。
とは言え、困りました・・・
しばらく粘ってみたのですが、禁煙ルームがタイミングによっては空室になるホテルがあったのですが、喫煙ルームで金土日の3連泊が無理です。
どうしようかとマジで悩みましたが、中津で土日過ぎるのを待つのは厳しいです。
こんな何もないところで時間を潰すのはハッキリ言って無理です。

イベントは土日ですから日曜日なら空室を持つホテルが出てきます。
なので、中津から見て大分市の手前の別府で金土2日間待機することにしました。
ただ、別府市と大分市はわずか15kmしか離れていないので、大分市でホテルが取れなかった人が別府に流れ込んでるらしく別府も満室のホテルばかりです。
ただ、どうにか亀の井ホテルの喫煙ルームが金土予約出来ました。
全国どのホテルも同様ではありますが、金曜日の宿泊料金は高いですね。
イベントがあることで足元を見て、平日の3倍に値をつり上げてるホテルもありました。
亀の井ホテルも金土の2日間で17,000円くらいなので通常より高くなってます。
ここまで来てお金のことなど気にしてられませんので問題はないです。

 
ホテルを出発するとき録画をセットし忘れました。
県道24号線を走ってる途中で気付き録画を始めたので、本日の走行距離は97km+15kmの112kmです。


▲ページ最上部